2010年09月23日

濡らさない・蒸らさない・・・・・湿気は住まいの大敵

雨が降って風も有って半袖では肌寒い日と成りました。
本日は秋分の日、旗日ですね。

ここ数日は天候が不安定でかなり激しい雨が降っています。
その中でたまたまですなタイトルが「濡らさない・・・・・・・・住まいの大敵」
はタイミングが合いました。

本日は昨日のお話しから少し内容を変えます。

濡れっぱなしの現場
昨日来より伝えていますが、濡れっぱなしの現場の現状は変わっていません。
防水シートに覆ってない部分の「土台・柱・筋交い」はたっぷり水分を吸っています。
此方は残念ですが地元の業者です。

ところで、弊社の事務所周辺はミニ開発のラッシュで建築現場が幾つか有ります。

その中で、また濡れっぱなしの現場が有りました。

これが最悪の現場で合板を耐力面材とした工法なのです。
【合板を用いる2×4工法では有りません。木軸に外周部を合板】

この住宅会社はここで名前を公表したくなるほど私の目から見れば、
悪質な施工を何度も繰り返しているのではと推測します。

この施工方法が会社的に標準なのか、
監督が**なのか、下請け業者が・・と成ります。

これでは
大金を捻出されたお客様はたまったものでは有りません。
建設資金の見積もりの中にも養生の項目が有ると思いますが。
失礼ですが、多分お客様も勉強されてないのでしょう。

幸いな事に
石川県に本社を置く業者では有りませんが、
北陸のこの気候を知っている業者です。
皆様には多分チラシや看板で何度も目に付いていると思います。

独自で開発した工法と宣伝し、耐震性に優れた工法とうたっています。

一般住宅では、
耐震性能を簡単に高めたいとなれば面材を用いるのが容易です。
それでコストを上げないとすれば合板です。

この業者は外周部に合板を用いています。
合板を悪物扱いに成りましたが、決して合板が悪いのでは有りません。
あくまでも施工方法ですね。
【今では此方では合板の腐れが怖くて常識のある業者は用いていません】

このたっぷり水分を吸った合板の現状を見れば
耐震性能は新築時と言うよりも机上の計算のみの強度でしょう。

水分を含んだ合板は劣化のスピードが早くその強度の劣化も容易に想像出来ますね。
【水分でふやけた合板や木材には強度が有りませんね】

これで
この建築業者の施工現場で、私の目に映ったものでも小松周辺で4例目です。

全ての現場で雨養生なし。全て濡れっぱなしでした。
だから4例とも合板は水分を吸い込み色が変わっていました。

その上に、乾かす事無く防水シートで水分を含んだ合板をおおってしまうのですから・・・・・・・・・・合板は蒸せて確実に黒カビが発生します。
最悪の施工です。

余談ですが、
其の点2×4工法で有名な〇ツ〇ホームは、
近年は外周部はネットですばやく囲ってしまって濡れているのかは解りません。

あなたの住まい造りの成功不成功は創り手次第です。
これぐれもこの様な非常識な住宅会社を選ばないで下さい。
本日は少々憤りを持った為か過激に成りました。反省ですね。
次回は合板の通湿抵抗について前回の続きと致します。


タグ :合板住まい


Posted by まじめな社長 at 10:22│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
まじめな社長
削除
濡らさない・蒸らさない・・・・・湿気は住まいの大敵
    コメント(0)