2010年11月30日

グラスウールが無い?・・・・・これが幸い

前回の続きです。
それで、今から20年から30年前にかけて、これでは「良い住まい」は出来ないと
考えた一部の創り手【特に北海道の建築業者】が脱グラスウール断熱の施工に取り組み
中には
充填断熱に見切りをつけた施工者は外断熱に取り組みました。
( これが本来の脱グラスウールですね】
其れと
断熱メーカーも様々な高性能な断熱材を開発し、その施工方法も確立して来ました。

しかし、今でも品不足に陥る程、グラスウールが多くの現場で用いられているのです。
これには私は驚きました。

弊社では既に他の高性能な断熱材に変え、充填【内断熱】工法から
外断熱【外張り断熱】にして久しいので、この情報を知ったのはつい先日の事です。

勿論、今では前回に言いました様な乱暴な施工はされてはいないでしょうが、
気密の面から見ればまだまだ工夫が必要です

ところで、
このグラスウール等の繊維系断熱材は「乾いた空気」を溜める事で断熱性能が発揮されるのですね。

そこで考えて見て下さい。

壁の中で断熱材が経年変化もしない、湿気【結露や雨水】も含まないでウン十年も
乾いた空気を溜める事が出来ますか・・・・・・ですね。

まして今日のゲリラ豪雨が多発しているのが現状です・・・・・不可能でしょう。

グラスウール断熱施工は簡単です。
しかしそれは業者の勝手な判断で「手前勝手に充填」するとの条件付きです。

ところが、
いざ「気密との一体化」を考えて施工するとなれば、
これは実に面倒に成ります。

だから、実際の建築現場では気密が中途半端となり、壁の中は従前と変わらない、
外気に作用される事と「ウン十年も乾いた空気」を溜め込む事は不可能と言う事です。

断熱と気密は表裏一体と理解した業者で無ければ正しい施工は出来ないとの結論ですね。

どちらも欠けては、快適で省エネの住まいは出来ません。

それでは、気密を取れる施工をすればと成ります・・・・・が。

私の独断ですが、
残念ですがグラスウールやロックウールの施工で気密の取れている住まいは
【参考に室蘭大学の鎌田教授が発行している施工方法】当地では皆無ではと推測します。

これが現実の現場での結論で、今の施工方法では確実に結露は目の見えない部分で容易に
起きと想定します。

よって、
今日のグラスウール断熱材の品不足でこれから脱グラスウールが定着すれは、
より一層住まいが長寿化するのではと思っています。

もっとも、グラスウールは工場生産時においては二酸化炭素の排出量が少ない事も有りますから、
その全てを否定する者では有りません。

大変生意気な独断を申しました正しい施工に取り組んでいる創り手の方々にはお詫びを申し上げます。
其れに、グラスウールを悪者扱いに成りましたが決してその様な事では無く優れた断熱材です。

また、脱グラスウールと成って如何なる断熱材を使っても正しい施工が大前提で有る事は言うに及びません。

  


Posted by まじめな社長 at 11:09Comments(0)

2010年11月29日

グラスウールが無い?・・・・・これが幸い

断熱材グラスウールが現場に入らない

数年前までは、断熱材と言えば「グラスウール」でした。
そのグラスウールが現場に入って来ない現象だそうです。

それで、グラスウールを使っている業者は止む無く他の断熱材を代替としていると聞きました。
使いたくても品不足で「脱グラスウール現象」が起きているのですね。

その原因は
1 住宅版エコポイント制度による省エネリフォームが増えた
2 お客様がエコえの関心が高まり、断熱材が10kから16kと密度の高い断熱材が
使われる様に成った。
3 グラスウールの大手メーカーが撤退した【現実】
4 価格競争で高価な断熱材が使えないから安価なグラスウールの需要が増えた
・・・・・等が考えられます。

さて品不足からの脱グラスウール現象でが、使っている業者にとっては困っているでしょうが、
住まいにとってはよい方向に成るのではと思っています。

先にも申しましたが、断熱材といえばグラスウール、グラスウールといえば断熱材でしたので、
全てと言って良い程の建築業者から支持され現場で使われて来ました。

それはグラスウールしか無かった?安価であった事、施工が簡単であった事です。

逆に言えば他の断熱材は高価で有った、施工が面倒、それとも今ほどに他の断熱材が
開発されてなかった等の原因が有ろうかと思います。

ところが、安価で施工性が簡単で有るが故に建築業者は自己都合に解釈をして、
床下・壁・天井に充填したのですね。

充填したと言えば聞こえは良いですが、壁の中に押し込んだ、詰め込んだのです。

私がこの世界にお世話に成った以前から滅茶苦茶な施工だったのでしょう。
当然私がこの業界でお世話に成って知った頃もそれは酷かったですね。

それが当たり前の空気が現場に有りその流れで今日まで来ています。

それで、結露が問題視され業界に浸透した数年前頃から、充填断熱施工は改善されたものの
中途半端な工事が今日まで続いて来たと推測しています。



【配管で隙間の出来たグラスーウールでの断熱施工】

この結果、結露を引き起こし住まいに様々な悪影響を及ぼし、挙句はたかだか
20年から30年程度で取り壊される住まいと成ったのです。


【結露で柱・ヌキが腐朽している状態】
住めば住むほどにストレスの溜まる不快な住まいですね。
・・・・・・・・・・もう少し次回に続きます。
  


Posted by まじめな社長 at 09:52Comments(0)

2010年11月27日

光陰矢の如く

昨晩のボクシング、長谷川穂積選手のファイトは凄かったですね。
そしてお互いに全力を出しつくしての結果、勝者、敗者共にスポーツマンの爽やかさが目に残りました。

ボクシングは拳で相手をどつき、倒すか倒されるかの厳しいスポーツです。
それだけ余計に戦い終わった後、両者の姿勢に救われた気持ちに成りました。
素直、謙虚さが若い彼らに有りました。
これも日頃の厳しい鍛錬に耐える精神と肉体のなせる事かも知れません。

さて今朝はややテンションが高ぶっています。
それは、
田舎の友人でも有り私が此方に来る前に勤めていました同僚達で男性3人に女性1名の
4名が今日の午後に来る予定に成っています。

今夜は辰口町の温泉宿で旬の蟹を頂きながら酒を酌み交わし積もる話しですね。

振り返れば月日の経つのは早いです。
「光陰矢の如く」この年と成れば全くその通りに思います。

38歳で測量設計事務所を退社し此方でお世話に成っています。

若かりし頃、20代を思い起こせば、
田中角栄元首相の列島改造論に始まり、それ以降、田舎でも軒並みに地価は値上がり、
それにリゾートマンションが林立し仕事は忙しかったですね。

土地であれば何処でも値が上がったのです。

私の先輩の話しですが、
測量事務所を開設して数年後【35~40年ほど前】なんと札束を山積みしてボーナスを
夫々に別けたとの事です。

その様な時代の中ですから可笑しい依頼が有っても不思議では無かったのです。

測量図面から図面に書かれた場所を特定する様に・・・・・これは大阪の方からの依頼でした。

それで、太平洋の見える温泉町から外れた海岸線の雑木林を分け入った事が有りました。

図面には道路も有り区画されているのですが、現場はどうにか人一人歩ける程度でしかも潅木が山道に覆いかぶさっているのです。

都会では土地価格の上昇はすさまじく依頼された方は机上【図面上】での計画図に基いて現場は見る事も無かったのでしょう。

なんと言っても大阪の地価に比べて、和歌山でしかも猪か猿が出没する土地ですから元々が安い。

大阪の人にしては屁みたいな値段であったのでしょう。

それでも、私共が思う価格【現場を見れば誰も買わない山林?】のウン十倍で取引されていたのです。

それに場所も確認しないで・・・・・・今思えばおおらかな取引?
お金の有り難さを忘れた時代でした。

もっとも皆様もご存知の通り、その後にバブルがはじけ、全てはあぶくの如くですね。

経済が右肩上がりの時代に、汗を流して測量現場を飛び跳ねた同僚達です。

私を何かと気にかけ育ててくれた当時の社長は数年前に亡くなりましたが、同僚は退社後も折につけ、田舎で取れた果物を送って頂いたり、又此方かも送ったりしている間柄です。

じっくり酒を酌み交わすのは退社後初めての事で心は朝から少々高ぶっています。

  


Posted by まじめな社長 at 08:48Comments(0)

2010年11月26日

当たり年

昨日の未明、次女が次男を無事出産しました。

実は、妻が今週の初めに次女の出産に備えて川崎に行っていたのです。

ところが、
病院の診察では来週の月曜日頃言われたのと、私の田舎から友人がこの土・日にかけて
此方に遊びに来るとの連絡で有った事と重なり、昨日の未明に高速バスで帰って来たのですね。

その明朝の3時頃、車中で次女からのメールで出産を知ったのです。
タイミングが悪いと言うのか・・・・・・それでも母子共に元気だとの事で安心。
メールで孫の写真を見て妻曰く・・・・・「鼻のでかい男の子・・・・・」
そう言われれば、ねんねにしては立派な鼻?

お陰様でこれで5人の孫を持つ身と成り、
今年に入って二人の孫【男女】を目出度く授かりました。

なんと言えば良いのか人生の中でも「大当たりの年」と成りました。

そこで、今年最後の締めで「年末ジャンボ宝くじ」・・・・・・・大当たりなんて

バラで30枚とついでに窓口の叔母さんに勧められて何か解らないが、
当れば1000万円のくじ10枚締めて10.000円を投資して来ました。

これで3億1千万円・・・・・・どなにしよう!!!!!!

この投資は成功の確率は極めて低いのですが・・・・・・・さてさて年末までのお楽しみなんて・・・・・・。

ところで次女の出産から考えるに日本は少子化に成る条件が揃っていますね。

とても安心して産めないです。

今の若い世代が可愛そうです。

お国の指導者の方々も解っているのでしょが対策が遅いです。
これでは益々の少子化で衰退の一途に成るのではと切実に思いますね。

安心して生める社会が当たり前の事なのですが・・・・・・・・。

今週末は、安心して暮せる住まいの勉強会です。

お茶でも飲みながらお気軽に、安心して育てる事の出来る住まいとは・・・・お話し致しませんか?お待ちしています。

  


Posted by まじめな社長 at 08:59Comments(0)

2010年11月25日

身近な異変

昨日に続き穏やかな天気ですね。

早朝、妻を迎えに小松駅に行く途中、夜明け前の白山です。


昨日の夕方、私のブログ欄にも時々コメントを頂きます、福田温熱空調の福田社長様から
天然のなめこを頂きました。有難う御座いました。
なんと言っても天然です美味しそうでしょう。



聞けば、キノコ取りも大変です。

登った山は熊の多発?地帯。
熊棚が幾つも有って友人と笛を吹きながらとの事、怖いですね。

23日に登ったのだそうですが山頂はミゾレ交じりの雨で寒くて大変だったとの事です。
その様な中で採って来たキノコです。

ところで、
なめこは倒木に出るのではなくて立ち枯れの雑木によく出るとの事、
しかもその場所はなめこの菌が飛来する風の通過する所だそうです。

最近はミズナラの立ち枯れが全国的に問題になっています。
行った所も例に漏れなく枯れている様です。

困った異変で熊も益々食糧難ですね。

話しはそれますが、
猪が近くのゴルフ場に出没し芝を掘り起して畑のようになっています。

猪の被害は今までは少なかった様ですが、近年の温暖化で冬の雪が少なくなった為か
増えているようですね。
ところで、熊は冬眠して食料難の冬場をしのげますが、猪は冬眠しませんからを食料求めて徘徊です。それに加えて山で食料難?
環境の異変は猪に罪が有るわけではないのですが・・・・・・。

新嘗祭の話し。
神主さんが、「どんぐり」や「しい」の実も無いのだろうが、「ひのき」や「ケヤキ」の実も無いとの事。

毎年12月9日が山祭り、この準備で神主さんはお供えする木の実を採取しているのですが、これも環境の変化でしょうか。

じわりじわりと身近に異変が起きていますね。

ところで、今週末の28日は恒例の住まいの勉強会です。

今年の2月にお引き渡しを致しました、あさひ独自の工法「トリプルエコ住宅」での
電気料金が8月度は10.931円 残暑厳しかった9月度は11.675円でした。

勿論オール電化住宅です。
昼間はお勤めのご主人を除いた在宅での生活スタイルです。
なんとあの猛暑の昼間です、殆どエアコンを使用しなくても過ごせる事が
出来たと聞いています。

快適で省エネ、しかも無農薬ですから安全で健康に暮せる住まい造りのノウハウを勉強しませんか?必ず知って得する何かを得て頂けると思っています。


  


Posted by まじめな社長 at 12:46Comments(0)

2010年11月23日

秋の収穫・・・・・・新嘗祭

11月23日、今日は祭日で勤労感謝の日ですが・・・・・・もう一つ新嘗祭?とも言います。

失礼ですが、ご存知でしたか?


私は「新嘗祭」漢字すら読めませんでした。

漢字が読めないのですからその意味は当然知りません。

知ったのはこの地区の神社の役員と成ってからです。

農業を生業としておられる方なら解っているでしょうが、秋の収穫祭、
記憶たどれば、古里の神社でも秋にお祭りが行われていました

新嘗祭・・・・・・「にいなめさい」もしくは「しんじょうさい」辞書を見れば、
天皇が新穀を天神地祇(ちぎ)に供え、みずからもそれを食する祭儀。
古くは陰暦11月の中の卯(う)の日、明治6年(1873)以降は11月23日と定めて祭日とした。

昭和23年から勤労感謝の日として受け継がれているのですね。

それで本日は近くの神社で秋の収穫祭です。
午後からのお祭りの準備にこれから勤めて参ります。

日本は歴史が深いですね。

先日も神社の清掃を済ませたのですが、その時先輩から役員には一つ大きな役目が有る事を知りました。

其れは月交代で神社の神棚に毎朝お水を捧げる事です。
「エー毎朝」
大変な歴史を引き継いでいるのです。

その役目が来年の2月と10月・・・・・・これには参った・・・・こんなん事言ったら御神体のお怒りを。

と言う事でお住まいの話は次の機会に。

  


Posted by まじめな社長 at 08:09Comments(0)

2010年11月22日

中途半端な住まい・・・・・シロアリの食害

今日は一転肌寒い朝を迎えました。
昨日は天気が良いので那谷寺に紅葉がりなんて思って居ました。

いざ行こうと思って事務所を昼過ぎ出た所、ポケットに手を突っ込めば
サイフが無い・・・・・・それで、慌てて帰宅・・・・・財布は有ったのですが、
一旦戻ったら年ですね出不精ですね、
そのまま自宅でボーと猫と戯れて過ごしました。


昨日のお昼前です。
ユーザー様が事務所に突然来られました。

「**です。遅くなってすみません。お金用意していたのだけど、時間が取れなくて・・・・」

「電話頂ければお伺いするのに・・・・有難う」

この方は築13年目になります。
保証期間が切れて運悪くシロアリ被害を受けたのです。
【あさひホームが関連したお住まいでは初めてです】

ご本人は
「さすがベイヒバだ。土台も柱も一切被害が無くて良かった、費用も安く済んだ・・・・・、それに社長、監督さん良い人やね、きちんと説明してくれて安心した。
これからも頼みます」

「**さん、此方こそお願い致します」

月の第3日曜日は休日ですが、所用で事務所に居たのが幸いでした。

ところでシロアリ被害を受けながらもと思われませんか?

13年前の工事に成ります。

勿論、今も同じ施工方法【弊社では止めました】で建築されています。
それは薬剤を用いて保証期間が5年付きです。

ところで、自然界に存するシロアリは何処に出て来るのかは・・・・・お客様は運が悪かったとしか言い様が有りません。
もっとも、出易い条件は有ったのでしょう。

しかし、
万一に備えてシロアリを寄せ付け難い木材を用いての施工で「土台・柱」の構造躯体には一切被害が無かった事で、ユーザー様も一安心と被害を受けながらも喜んで頂けました。

ただし
創り手側からこの事を突き詰めて考えれば、施工上の問題点が無い訳では有りません。

それは基礎とグラスウールでの充填工法ですね。

通常行われている布基礎でした。
【あさひホームは今日ではベース一体打ちベタ基礎に変えました

ところで、この布基礎は基礎と土間部分が共用しています。
だから何時でもシロアリは条件が揃えば建物に侵入します。

それと断熱ですね、充填工法が悪いのではなくてその施工です。
【基礎同様にこれも外断熱工法に切り換えました】

昨日まで「中途半端な住まい」でも申しましたが、「断熱と気密」施工に問題があって、

住まいの一部分に湿気が滞留した事と推測しています。

それで、薬の効果が切れた今日においてシロアリの好む湿気の有る部分に侵入し、
食害に遭い易い木を使ったヌキ部分を食ったのですね。
 



  


Posted by まじめな社長 at 13:51Comments(0)

2010年11月20日

中途半端な住まい・・・・・・NO3

昨日の白山です。
安宅の鉄工団地のユーザー様宅へ、ついでに木場潟に寄り道

湖東町から

木場潟公園から

小松市から見る白山が一番優雅で・・・・・なんて言えば他の街の方々には・・・・・・・。

中途半端な住まい・・・・・・・・気密の話し
昨日は断熱施工が杜撰な話しでした。
この結果が住いに悪影響を与え短命な住まいに成りましたが、住いの良し悪しに、
断熱だけではなくてもう一つの要素、気密が大きく関係します。

しかし、断熱施工が始った当初は気密の考えは机上では有ったのかも知れませんが、
現場ではなったのですね。

断熱材を壁に充填したまでは良かったのですが施工が杜撰で【隙間】が大きすぎたのです。

断熱と気密は表裏一体で有るに関わらず、断熱だけが重視され、気密が無視されて、
壁の中に繊維系断熱材が充填されたのですから最悪です。

壁の中はたちまちにして湿気を帯びて木材を腐らしたのです。
尚、悪い事に壁の中は通気してないのですから乾きません。

湿った綿入りのチャンチャコを人が着れば3日も経たずに病気に成りますね。

建物とて同じ事ですね。
結露や雨水の侵入で断熱材は湿り、それで木材に腐朽菌が発生し、菌を食うダニが発生、そして
ダニ死骸を食うダニが発生・・・・・との悪循環でアトピーや真菌症に代表される
シックハウス【ハウスダスト】症候群を発症したのです。

そして地震が起きれば・・・・・湿った木材にはシロアリが何て事に成っていれば
怖いですね。

この様な住いがつい先年・・・・・・今でも気密に関心の薄い業者が建築すれば
同じ様に成ります。

ところで、
生意気な事を言いましたが、実は私も創業時において無知とは言いませんが、
考え方は中途半端でした。

どちらかと言えば「高断熱・中気密」的な考え方でした。
この中気密的な発想が中途半端でした。

断熱を勉強すればするほどに気密が大きく関与する事を知りました。

これは、
今から20数年前、グラスウールでの充填工法では結露を防げない現実から、
外断熱で高断熱・高気密のファース工法を開発された福地建装の福地社長様、

そして
当地では住宅の温熱環境の専門、福田温熱空調の福田社長様から教わりました。

それに隙間は大きく省エネにもかかわって来ます。
たかが隙間ですが、隙間の少ない住まいは、住んでからのランニングコストが
大幅に削減出来ます。

今日のトリプルエコ住宅の開発につながりました。
【お気軽にお問い合わせ下さい】

とも角、断熱と気密は切っても切り離せない事を頭に入れて置いて下さい。

中途半端な説明をする建築業者は中途半端な仕事しか出来ないと言えますね。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表米田正憲  


Posted by まじめな社長 at 10:45Comments(0)

2010年11月19日

中途半端な住まい

金沢の不動産協会で会議を終えて帰宅途中、川北大橋から西の空を見れば、
厚い雪雲の中に吸い込まれる様に消えていく太陽が・・・・・・・。


今日は良い天気で暖かく心地が良いですね。

昨日の続きですが、その前に有るコンサルタントから頂きました葉書を紹介致します。

ぶら下がり派それとも支える派?

手のかかる自立していない社会人が非常に多いのが日本の現状でしょう。
困ったものです!
当たり前の事ですが支える人よりぶら下る人が多いと木は倒れてしまいます。

会社の中、組織の中で、あなたはどっち派ですか?

意外と、自分の評価は周りの評価とは違うのでは。

自立の一歩は”自分のことは自分でしっかりやる”ことです。

何がしか参考に成ればと思いまして掲載いたしました。

中途半端な住まい
中途半端な住まいは、一面国策から生まれて来た事を昨日は言いました。

戦後は先ずは経済の発展が最優先され、それに沿った住まい造りが優先されました。
ユーザー様の立場にたった住まい造りではなかったのですね。
そのお陰で日本の経済は驚異的なスピードで復興がされました。

しかし、その後においても産業化された住宅は「生産と短期破壊」のサイクルは変わらないどころか、益々力を付けた大手ハウスメーカーの住いが
「正しい住まい」と位置付けられて来たのですね。

それで地場の創り手も多くはメーカーの住まい造りに追随したのです。

追随しないと生き残れなかったのも現実です。

この間1970年代に2度のオイルショックが起きました。

住宅に断熱材が用いられる充填【内断熱】工法の始まりです。

これが誠に酷い断熱施工で後々において「短命な住まい」の大きな
一因に成りました。
【住宅の壁の中に結露でキノコが生えたのです】

この断熱施工の不具合で悪影響を知った寒冷地の真面目な創り手が高断熱・高気密の住宅に取り組んだのです。

1978年には、北海道から「北欧の【高断熱・高気密住宅】視察」がおこなわれたそうです。

つまり、高断熱・高気密住宅の歴史はこの30年程に成りますね。

オイルショックがきっかけで石油高騰により、灯油費用が大きくなった寒冷地(北海道・東北地方)において、灯油の使用量を極力減らすためです。

北欧住宅(高断熱・高気密住宅)の智恵を取り入れたのです。

しかし、
この「高断熱・高気密住宅」は本州ではなかなか普及しませんでした。

いろいろな住宅雑誌で「高断熱・高気密住宅」が「当たり前」のように取り上げらるように至ったのは数年前からですね。

この間延々と「結露の起しやすい住まい」【中途半端な住まい】造りが続けられてきた
事です。

ところで、
昨年からエコポイント制ができ、次世代基準値をクリアーした住いに補助金が出る様に
成りました。

これも、世界的な基準から比べて日本の住宅の断熱性能が低いからです。
早く高性能な住まいを造りなさいとの国策です。

長く成りましたので「中途半端な住まい」とは・・・・・・皆様もお気付きの事でしょうが、あまりにも断熱施工がお粗末と言うべきか杜撰な住まいでした。

目に見えない空気環境だから意に介いさない方が多いのですが、これから住まい造りを
考える方は十分勉強をして下さい。

断熱・気密は住いの性能に大きく影響を与えます。
これを正しく施工しないと見栄えは良くても、健康で快適に暮せる住まいに成らないですね。
・・・・・・・・・次回に続きます。
  


Posted by まじめな社長 at 18:27Comments(0)

2010年11月18日

中途半端な住まい

昨日の芝刈りで、午前中の天候は良かったのですが、雲って心配した午後はプレイ終了まで持って助かりました。

久しぶりの現場だった事も有ってか緊張感ですね、一発目から早々のOB、
前半で3個のOBをたたき51、後半は何とかパットが決まり43であがる事が出来ました。
トータル94。
同行したメンバーでは2番の結果でした。

同行者は全て個人経営者です。
私の休日に合わせての設定日ですが何分にもこの時期です。
心配した天候がまずまずだったので喜んで頂けたのが幸いでした。

帰り際にクラブハウスの庭の紅葉が綺麗だったので写して来ました。


さて、先日の話の中で「中途半端な住まい」が多く建築されて来た事を少しお話しを致しました。

ところで、先進諸外国の中で日本の住宅が一番短命です。
皆様も何処かで聞いた事が有ると思います。

この住まい造りが正に中途半端だったのではと私の思いです。

戦後ハウスメーカーが生まれ、経済成長に伴い「造っては壊すシステム」が確立され一段と中途半端な住まい造りが加速したのではと推測します。

そして、欧米では日本の住いは「ウサギ小屋」なんて揶揄されたのですね。
ウサギ小屋=狭い
一説では誤訳?とも言われていますが単に狭いと言うだけの意味では無いと私は思っています。

何が中途半端なのか・・・・・・建築学者で無いので独断と偏見に満ちた現場の経験からですが・・・・・・・・。

その前に誰が悪いと言うのでは有りません。
強いて言えば国策とそれに追随した業者かも知れません。

裏を返せば、
戦後の住宅不足と経済発展に欠かせない国策から大量生産、短期廃棄型の住まいが造られて来たからと思っています。

ドンドン造れドンドン壊せの消費賛美ですね。
この風潮で、たかが「20年から30年」で壊されるが常識の住まい造りが始り今日まで続いている面が有ります。

ローンが終わるか終わらないかで壊される住いです。

命を担保にした住いです。
よく考えればこんな短い耐久性で良いのかと分別が付く筈ですが、国民総あげて大量消費の生活に麻痺していたのかも知れませんね。
・・・・・・・・・次回に続きます。
まじめな社長の真面目な住まい造り実践会 代表 米田正憲  


Posted by まじめな社長 at 11:28Comments(0)

2010年11月17日

人前で話す

先週までの週間天気予報では今週前半は天気が悪いと成っていましたが、本当に良い天気ですね。
空気がひんやり(耳たぶが冷たい)お日様が差しています。
さてこれから友人達と一カ月余日ぶりに近くの山へ芝刈りに行って来ます。
昼食付きで7500円、勿論セルフです。
さてさて幾つであがってくれるのか・・・・・・・?

昨晩は中小企業と言うよりも個人経営者の方が多い会合に行って営業をして来ました。
参加者は30名程、
その30名を前にして5分間、自社アピールの時間を頂けるのです。
これで3度経験をさせて頂きました。

初回に比べて少しは落ち着いて話せる様に成ったと思ってはいるのですが、人前に立つとテンションが上がるのですね。

制限時間内に言いたい事をまとめ上げるのは意外に難しいですね。

今回は「木あらわし」の住まいをアピールして参りましたが、さて如何程に出席者の方々に通じた事か・・・・・・・?

  


Posted by まじめな社長 at 15:37Comments(0)

2010年11月16日

アンテックな住まい・・・成せば成る

今朝8時頃の白山です。


如何なる時も優しく美しい山ですね。

なせば成るなさねば成らぬ何事も。

一昨日のTV番組で身障者のテニスプレイヤーの方がなんと17年ぶりに自分の足で歩いている姿が写し出せれていました。

9歳から車椅子での生活です。
それは、ぎこちない歩き方でしたが感動しましたね。

大変辛いリハビリを乗り越えての結果だそうです。
これどなせば成るなさねばならぬ****です。

昨日のお相撲では、日本人力士 稀勢の里関が大記録を前にした横綱白鵬関に勝ちました。
日本人では無理と思っていましたが・・・・・これも天晴れ、なせば成る。

何事においてもなせば成る前向きの姿勢が欲しいですね。
政治家が諦めている?北方4島は我が国固有の領土です。

なせば成る思いを持ち続けて返還交渉を頂きたいですね。

昨日はお好みのインテリアに合わせた住まい造りの中で、野々市町にオープン致しましたアンテックな建築雑貨を取り扱っている「ラピド」を
ご紹介致しました。

それで、アンテックなこだわりを大切にされた住まい造りのご提案です。
これもなせば成るです。

アンテックなお住いは高額に成るのではと諦めの方にとっては朗報です。

もっとも、ローコスト住宅の様な価格では出来ません。
しかし、あさひ独自の外断熱工法で坪単価60万円からで以下の写真の様なアンテックな
お住いを「ラピド」の早瀬社長とタイアップしてあさひホームではご提案させて頂きます。

そして各種のアンテックなインテリア商品も特別価格にてご提供をさせて頂きます。

掲載写真は岐阜県に有る建築会社様のモデルハウスです。
昨日訪問いたしまして見学をして参りました。







アンテックでしかも快適・省エネで暮せる住まいの事なら、あさひホームもしくは
建築雑貨ショップ「ラピド」までお気軽に御連絡下さい。
尚、モデルハウス見学ご希望の方はご案内致します。  


Posted by まじめな社長 at 14:44Comments(0)

2010年11月15日

アンテックな住まいのご提案

今朝の少し強めの風で、近くの銀杏並木の歩道はレッドカーペットではなくて大げさに
言えばイエローカーッペット?

昨日は昼から天候が回復したので、急遽、白山のふもとまでドライブ。
途中、鳥越の道の駅で笹寿司を購入し遅めの昼食、手取りダムから白峰の百万貫の岩まで






足を延ばし、大日ダムを経由して紅葉を見て来ました。

これで本年の紅葉も終わりいよいよ冬を迎えます。



11月10日このブログ欄でお医者さんも専門分野で「***外来」と言うお話しを致しました。
「いびき外来患者」「頭痛外来患者」「耳鳴り外来患者」とかより専門的に細分化して
患者さんの獲得しているとの事です。

そして、
住まいも大きく別けて、ローコスト系・それとは逆に超高額住宅・それに技術を重視した住まい、デザイン・インテリアにこだわった住まいと言う事も併せてお話いたしました。

それで本日はデザイン・インテリアに個性の持つ住まい造りのご相談相手のお話しです。

あさひホームと共同で取り組んでいます建築雑貨の専門店で野々市町の役場近くに本年
オープン致しました「ラピド」を紹介します。


金沢周辺には建築雑貨に特化した専門店が少ない?のか、お陰様でご来客して頂ける方々が徐々に増えています。
本当に有難う御座います。

ただし残念なのはお住まいを造ってから来て頂けるお客様が多いのですね。

お住まいを建ててから建築雑貨【インテリア商品】を購入するパターンです。
既に完成したお住まいにインテリアを合わせるのですが、この発想【従来の考え方】逆に考えては如何でしょうか・・・・・。

例えば、
家具に合わせてのリビングや寝室が作られる場合が増えています。
お客様が室内で最もこだわりの高い思いに併せてお住まいを造るパターンです。

今回、オープンしました建築雑貨のショップ「ラビド」は
その様な思いから出来ました。是非お気軽にご利用下さい。


アンティークなお住まいをイメージされておられるのであれば、アンティークな商品の
ご相談は勿論の事ですが、同時に住まいのご相談も下さればとの思いです。

アンティークな商品を見ながらお住まい造りを考えて頂きたいのです。

この方がより住まい造りの楽しみが倍増するのではと思いますが・・・・・・如何でしょうか?

あなたのこだわりのイメージに合ったお住まいを、「ラピド」の早瀬社長ご夫妻は
丁寧なご提案を致します。

早瀬社長は以前大手ハウスメーカーで活躍されました。
勿論、住宅造りのプロですから専門知識は深くもたれていますが、大変気さくな方です。

奥様はインテリアを勉強され皆様のアンチックなお住いに似合う建築雑貨のアドバイスを致します。

野々市町にお寄りのさいは是非お気軽にお寄り下さい。
役場の近くです、お待ちしています。



【石川郡野々市町下林1丁目54街区14 クレメント102  TEL076-227ー8891】
  


Posted by まじめな社長 at 11:03Comments(0)

2010年11月13日

健康住宅は見えない所

日の4時頃小松の白江町で車を転がしていた所、冠雪した白山が綺麗に見えました。



さて、一昨日は「健康住宅は見えない所」からと言うお話しでホルムアルデヒド
【化学物質】を吸着分解するボードを紹介しました。



【壁・天井は化学物質を吸着分解するボードで覆います】

ところで化学物質過敏症はシックハウス症候群の一つです。
この発症は
近年、木造住宅の高性能化に伴い中途半端に気密化されました。
【中途半端が一番いけませんね】

気密化に伴い換気システムの手助けが無ければ、汚れた室内の空気は新鮮な外気と入れ替わらない。
すなわち自浄能力が無くなったのですね。

特に新築時やりフォーム直後においては、室内で使われた、防腐・防蟻剤の薬品、新建材に糊・塗料等々からの
揮発されたガスが室内で滞留し、それを住まわれた人が吸気する為に起きたのですね。
【木の香りでなく独特の鼻に付く匂いの強い家程怖い】

住まいの気密化は結露の防止や省エネ、それに快適性を考えれば間違っては無かったのですが、当初においては、使われた新建材からの化学物質の発散量が換気量に比べて
大きかったとも言えます。

今日では建材等に規制がかかり、化学物質の放出量は少なくなり、更に換気システムの
義務付けでこの問題も解消されつつと推測しますが、しかしこれも個人差が有り、これで全て解決と言う訳では有りません。

だから、あさひホームでは室内に薬剤を持ち込まないとの考えで、基本的に木部に防腐剤や防蟻剤を施した
【もしくは現場での塗布はしません】のは使いません。
【薄緑に変色した木材・現場での塗布は紅色】

その為には基礎の施工時から工夫が必要に成りますし、使われる部材の選定ですね。
その一つが先日紹介しました化学物質を吸着分解する石膏ボードもその一つです。

住んで頂く方の安全【健康】を最優先すればその様に成りました。

  


Posted by まじめな社長 at 12:11Comments(0)

2010年11月12日

親父

これから一段と寒さが厳しく成ってまいります。
インフルエンザにご注意ですね。

さて今日は私にとっては特別の一日です。
11月12日をもっと64歳に成ります。

64歳を迎えてそれで父親を思い起こしました。58歳で亡くなった父親よりも既に6年も長生きしています。

父は家業の農業と地方の議員を全力で務めていました。(私にはその様に見えました)
そして仕事柄酒席が多くお酒が入れば「太く短く」言っていたのが記憶に残っています。
多分口癖だったのでしょうが、其れを正に実行された方でした。

その父親が涙を私に見たのは亡くなる3日前です。

再発した病(癌)と闘っていたのですがさすがに死期を悟ったのでしょう
私と母を病室に呼び、それまでベッドに横たわっていましたが椅子に座らすよう命じ遺言を言った時です。

これが最後の言葉で・・・・・一度きりの涙を見せてくれました。

「太く、短く」を実行したのですが、58歳は
本人にとっては不本意で有ったと私は思っています。

若かりし父親の姿は、軍服を着て(腰に軍刀を差し)軍馬にまたがった姿を写真から記憶に残っています。
もっとも軍人時代の話は父から聞いた事が有りません。
運よく終戦前に大陸から帰還命令が出たと祖父から聞かされ記憶しています。

この世代の方は本当に生きる為(食べる為)に仕事をしましたね。

朝は日が昇る前、夜は日が落ちてもです。
「夜なべ」と言う言葉が有りました。今ではそれも死語に成っていますが残業ですね。

昼間は農業の厳しい肉体労働、そして夜は夜で夕食後に昼間に収穫した野菜や果実(ミカン等)を早朝の市場に出す支度に、
支持者との会合です。

今の世代には考えられないです。

64歳を迎え、親父の生きざまを超える事は出来ないでしょうが、真面目だけはと思いつつ
・・・・・これも親父を抜くのは難しいですね。

今日は私の所属する不動産協会の15周年記念式典が金沢の日航ホテルで行われますのでそれに出席して来ます。  


Posted by まじめな社長 at 08:12Comments(0)

2010年11月11日

機密漏洩?

神戸管区の海保の隊員が問題のビデオを流出。
賛否両論ですね。

事件を起した船長は釈放、一方では国家公務員として処罰?
命を張って領土を守っている海保の職員に限らず納得し難いですね。

私個人的には政治的判断で隠されたと言う事の方が問題?ではなかろうかと思います。
隠さなければこの様な問題も起きず、中国はもとより、ロシア、米国との関係も
違った方向に成っていたのではと思いますね。

TVでも言われていますが、このビデオ以外にまだ内容が酷い場面が映っているとの事との情報です。
国家機密として隠さなければ成らない情報は多々有るのも事実です。
しかし、明らかな海賊行為が行われている現実の証拠ビデオは国家機密以上に国民の知る権利の方が優先されるのでは・・・・・・・・。

  


Posted by まじめな社長 at 20:55Comments(0)

2010年11月10日

専門分野の細分化

昨日の昼過ぎ、野々市の加賀産道路を車で走っていた所、雨音にしては高いと思った瞬間みぞれ【あられ】が降って来ました。
数秒で消えましたが、いよいよ寒さの本格化で鬱陶しい季節と成りそうですね。

専門分野
友人の奥さんが外反母趾で金大の付属病院で手術。
その時、同じ足でも股関節は別の先生と言う事で大学病院では専門分野で細分化されている事を知りました。

***外来患者今朝のTVで病院の生き残り策として専門分野で外来患者を取り込んでいるとの事です。
もっとも素人の私から見ても、お医者さんの世界はおおむね専門部門に区別されていると
思っていましたが・・・・・・それでも尚細かくです。

例えば、いびきで悩まれている方には「いびき外来患者」ですね。
頭痛で常に悩まされている様だと「頭痛外来患者」
私なら耳なりがしていますから「耳鳴り外来患者」と成るのでしょうか?

従来なら内科・外科、整形外科・耳鼻咽喉科・産婦人科・小児科・・・・・・等でしょうが、****外来患者となれば解りやすくて「どの科」に行けばとの悩みも無くなり、
その道の専門家と言う事で安心して見て頂けると言う具合です。

ところで住まい造りも専門的に分類されて来つつ有る様に思います。

究極のローコスト住宅・もしくは反対に超高額住宅・デザイン・インテリア等の人の
感性を重視した住まい・それと技術や性能をうたった住まい造り等でしょうか。

創り手も一芸に抜きん出る事ですね。

専門家と言えば建築士も専門分野を看板に掲げるべきと思っています。
近年は公共施設の減少に伴いビル・マンション・事務所等の専門的な設計士が
一般木造住宅の分野にも進出しています。

しかし建築士の資格を持っていても全てにおいてプロと言える方は極一部です。

極論ですが、木の本質を知らなくても建築士である事です。

だから、
ビル・マンション・店舗・事務所・工場・木造専門建築士と区分するべきですね。
全ての専門家の如くの看板を掲げているのが如何なものかと思います。

更に近年リフォームが盛んです。
これに多くの異業種から参入しています。

木造を知らないでと言いますか、断熱・気密も考えないで施工しているようです。
それで此方では一時蓄熱暖房機の設置でトラブルが多発しました。

粗悪な住宅【失礼ですが】?を見栄えは綺麗になっても中身の粗悪は変わらないでは、
そこに住まわれるユーザー様は気の毒ですね。

やはり専門家【地元の住まいのお医者さん】に依頼して頂きたいですね。

  


Posted by まじめな社長 at 12:19Comments(0)

2010年11月08日

貫きの抜き・・・・・・これで良いのか今の住まい造り

土・日と天気が良かったですね。
各地の紅葉の名勝地は何処も多くの人で賑わった事でしょう。
私も昨日は紅葉を楽しもうと遠出を考えていましたが、孫との同行と言う事で
山ではなくて、海【能登島】の近くに出かけました。



此方も多くの家族連れで盛況でしたね。

帰りの途中、千里浜海岸をドライブ。






天気が良くて本当に心地よかったです。

孫が早く帰りたいと言う事で夕日の沈むのを諦め帰宅した次第です。
此方も多くの家族連れのドライバーが見えていました。

ヌキされどヌキ。
近年に成って、一部の工務店を除けば地場のビルダーをはじめ、大手の住宅会社、
ローコスト系の住宅会社においては、下地材のヌキを使わない
【ヌキ施工を抜く=私的に見ればヌキの前に「手」が付く手抜き施工】施工者が増えました。

増えましたと言うよりも、コスト重視の創り手は殆どヌキを使わないです。
【ヌキ施工の「抜き」は部材のコストダウンと工期短縮に成ります。

もっとも、「ヌキを使わない業者」でも、お金次第
【追加工事】でヌキ施工をしていると聞きます。
だから本来はヌキは住まいに有る方が現場の創り手は良いと考えているのです

ところでこのヌキを抜く【使わない】施工は違法では有りません。

ヌキを使わない代わりに、クロス下地の石膏ボードを数ミリ厚くする事
【ヌキを用いた場合は9mm厚さですが、ヌキを省いた場合は12ミリの厚さで、
よって3ミリ厚いボードを使う】は建築基準法で認められています。

法的には私が個人的に言う「手抜き」では有りません。

まして基準法では、
ボードを数ミリ厚くするだけで耐力壁的にプラスに計算され、反対にヌキを用いて
下地ボードが9mmだと、その耐力数値はプラスされないのです。
【細かく言えば、貫きのピッチが20ミリ以下なら耐力壁にプラスされますが、
誰もその様な細かいピッチで施工しません。明らかに面材を使えと成りますね】

手間ひまをかけて丁寧な施工をしても計算上は住まいの強度に加算されないのですね。

ここにヌキを用いない業者の言い分が有る訳ですが・・・・・・・ヌキの無い住まいが
本当に良いの?・・・・・ですね。

基準法はあくまでも新築が対象ですが、住まいは住んでからが大切ですね。
基準法がOKであればそれで良いのかと言う事ですね。
・・・・・・・次回に致します。  


Posted by まじめな社長 at 16:51Comments(0)

2010年11月05日

ヌキ一本されどヌキ?

日雪化粧をした白山も今日は厚い雲をかぶって見えません。
天候の変化がはげしいですね。

ヌキされどヌキ
さて、一般の方にはヌキ?と言っても何の事と知らない方もいるでしょう。

建築現場で使われています下地材です。
写真を見て頂ければ「あー」と思われるのでは無いでしょうか。




ところで、上記の写真を見て頂いても建築に関わってない方には、
私が何を言おうとしているのか解りませんね?

それで、少し説明いたします。
写真はヌキ施工が終わった状態です。
この上に一般的に石膏ボードがはられクロスや塗り壁で最終的に仕上られます。

と言う具合に、
ヌキは室内においては石膏ボードの下地に使われています。

このヌキは弊社では壁・天井共、幅57mm 厚さ15mm有り、ピッチは225mmです。

一般的に施工されているは300mmピッチですから弊社ではより細かく入れています。

ところで如何して本日はヌキの話しと成ったのかは、昨日弊社のスタッフのブログに
書いていましたの補足の意味です。
【スタッフのブログも読んで下さい。お願い致します】

さて、これからがヌキの話しの本番です。

あるお施主様のご尊父さまは仕事柄多くの工務店とお付き合いが有りました。
その様な中であさひホームを施工者としてお施主様に推薦して頂けた一因が、
このヌキだったのです。

如何してかと言えば、あさひホームはヌキまで「乾燥木材」を用いていたからです。

ご尊父様
「あさひホームの頑丈な造りはよく解った・・・・・実は付き合っている業者の建築現場を見て回った。
そしてゴミを入れているコンテナからヌキを拾ってその重さを比較した・・・・・・あさひのがどれもこれも何処よりも一番軽かった」

コンテナに廃棄処分として入れていたヌキ・タルキを手に持ったのだそうです。

たかがヌキされどヌキですね。
たかだかヌキ一本との思いの業者の方もいることでしょうが、差別化とは目に
「見えるところ」で行うのもそれは其れでそそれで否定しませんが、
より良い住まい造りは
「見えるところばかり」ではない、むしろ「見えないところ」と考えるのがあさひホームの住まい造りの原点です。

と言う具合に、ヌキ一本まで神経を使って施工する様に成った今日ではクロスや塗り壁においては一切メンテナンスが有りませんね。
これは創業に比べて劇的に変わりました。勿論構造材が乾燥木材である前提ですが。

これもあさひホーム常々申しています「見えない所」での違いの一つです。

お施主様のご尊父様はヌキ一本であさひホームを選んだ訳では有りませんが、
ヌキ一本であさひホームの住まい造りに取り組む姿勢を見て頂けたのではと思っています。

ヌキの話しにつきましてはもう少し続きが有ります。次回に致します。

  


Posted by まじめな社長 at 10:09Comments(0)

2010年11月03日

日本海・子育て支援メッセ

寒い梅雨空の様に鬱陶しいニュースが続きますね。

中国に続いて今度はロシア。
共に強力な武力で国民や異民族、近隣諸国を抑えて来た国家であるだけに、彼らにとっては何でも無い事でしょうが、
痛みを感じる我々にとっては悔しいですね。

これが今の国際社会の現状で、其れが通用するのも巨大な武力以外に対抗する力が無いと言えますね。

もっともこの様な国家の存在を許す国際社会だから今後も世界各地でテロが増えると危惧します。

其れにしても寒い梅雨入り?
この様な季節に成れば「木あらわしの家」の性能が実感出来ます。
昨日の午後12時40分頃測定しました。
外気温度が14度、湿度は74%
事務所玄関ホール 温度18度 湿度53% 
温度で4度、湿度で20%以上の差が有ります。

一階には室温を高める暖房機は使っていません。

さて、この週末の土曜日は「日本海・子育て支援メッセ」が産業展示館3号館で催されます。

いしかわ子育て支援に参加している多くの企業に、あさひホームも独自工法のトリプルエコ住宅、 木あらわしの家のアピールと
健康建材の紹介を兼ねて出展致します。

その他にもご家族の皆様方が楽しめる催しも予定されています。是非産業展示館へご来場下さい。  


Posted by まじめな社長 at 08:34Comments(0)
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