2010年12月15日
怖いキャッチコピー・・・・・本当に安いの?
ローコスト住宅のキャッチコピーから
私はローコスト住宅もまた高額な住まいもどちらも否定しません。
個人的には、穿った目線に成りますが、
ローコスト住宅の建築現場では、外部から見える上棟時の状態を見れば造りたいとは思いません。
そして、
大手ハウスメーカーの高額な住宅を見れば、
もう少し目線を下げれば、地域に根差した工務店が地域に合った住まいを、しかも
大手に比べて建築費を下げる事が出来たで有ろうとの気持ちは正直有ります。
【これはひがみ目でしょうか】
「安くて悪い、高くても悪い」と揶揄された頃に比べて、性能表示制度や、瑕疵保険制度、
更には長期優良住宅の政策もあって、住まい造りは改善されて来ました。
だから、
お客様の価値観に基きまして自己の責任において撰べば良いのではと思っています。
勿論、建築後に悔いを生じないように創り手を選ぶ時は十分に検討して頂きたいです。
お客様にとっては「安くて良い住まい」が原理原則ですね。
勿論、その事に対しては、
全ての創り手は全力をあげて取り組んでいるのも事実ですが、
企業で有るから必ず利益を生まなくては成りません。
ローコスト住宅を提供する住宅会社とて、必ず利益を生まなければ成らないのは同じですね。
だから、どの過ぎた低価格住宅(チラシでの価格)とはいかがな物かと私は常に疑問が付きまといます。
さて、
ローコスト住宅を供給する大手**ホームのチラシの中のキャッチコピーです。
デカデカト表示した他社の住まい、すなわち「日本の住宅は高い」と胸を張って言える程、本当に「安くて良い住宅」を供給しているのか?
それで、今のローコスト住宅が本当の意味でのローコストとは言えない疑問点(ローコストのからくり)を
インターネットで調べて見ました所、いくつかの矛盾点が書かれていました。
以下①は有るホームページから抜粋しています。
①ローコスト系住宅の常套手段のメーターモジュール。
メーターモジュールにすればこれまでの6帖のお部屋が7.2帖になります。
坪単価方式で、単純に計算すれば、メータモジュールの方が安くなります。
問題は…実際にかかってしまうその他の工事も含めた総工事金額で公平に比較していないことです。
②と続くのですが、皆様ご自身で御調べ下さい
補足
メーターモジュールにすれば、柱間隔は2mに一本、尺モジュールでは、1.82mで一本
同じ面積ではメーターモジュールでは柱の本数が少なくて済みます。
構造材が少ないと成れば、当然、材料費用は安くなる、それに伴い材料加工費用に職人の
手間代も安くなる、工期も早くなると言う具合で、汗を流さないでコストダウン出来ると言う事です。
もう一つ汗をかかないでお金を生み出す方法です。
職人さんへ支払う手間賃の計算方法ですね。
仮に100㎡の住まいとします。
坪単価での受取りとすれば、2m×2m=4㎡ 100㎡÷4㎡=25坪【ここでは一坪が4㎡?】
25坪×手間賃(坪)=大工さんの受け取り価格
お客様には
100㎡×0.3025=30.25坪もしくは100㎡÷3.3=30.30坪
30.25坪(30.30坪)×【坪単価】=本体価格
お客様には1円でも多く頂き下職にはトコトン削る考えですね。
この数字のマジック・・・・・・考えた方は賢いです。
これは私が勤めていた時代のローコスト住宅のお金を生み出す一つの手法です。
姑息な手段を使わず 本当に安くて良い住まいを提供するのが創り手の使命と思っています。
私はローコスト住宅もまた高額な住まいもどちらも否定しません。
個人的には、穿った目線に成りますが、
ローコスト住宅の建築現場では、外部から見える上棟時の状態を見れば造りたいとは思いません。
そして、
大手ハウスメーカーの高額な住宅を見れば、
もう少し目線を下げれば、地域に根差した工務店が地域に合った住まいを、しかも
大手に比べて建築費を下げる事が出来たで有ろうとの気持ちは正直有ります。
【これはひがみ目でしょうか】
「安くて悪い、高くても悪い」と揶揄された頃に比べて、性能表示制度や、瑕疵保険制度、
更には長期優良住宅の政策もあって、住まい造りは改善されて来ました。
だから、
お客様の価値観に基きまして自己の責任において撰べば良いのではと思っています。
勿論、建築後に悔いを生じないように創り手を選ぶ時は十分に検討して頂きたいです。
お客様にとっては「安くて良い住まい」が原理原則ですね。
勿論、その事に対しては、
全ての創り手は全力をあげて取り組んでいるのも事実ですが、
企業で有るから必ず利益を生まなくては成りません。
ローコスト住宅を提供する住宅会社とて、必ず利益を生まなければ成らないのは同じですね。
だから、どの過ぎた低価格住宅(チラシでの価格)とはいかがな物かと私は常に疑問が付きまといます。
さて、
ローコスト住宅を供給する大手**ホームのチラシの中のキャッチコピーです。
デカデカト表示した他社の住まい、すなわち「日本の住宅は高い」と胸を張って言える程、本当に「安くて良い住宅」を供給しているのか?
それで、今のローコスト住宅が本当の意味でのローコストとは言えない疑問点(ローコストのからくり)を
インターネットで調べて見ました所、いくつかの矛盾点が書かれていました。
以下①は有るホームページから抜粋しています。
①ローコスト系住宅の常套手段のメーターモジュール。
メーターモジュールにすればこれまでの6帖のお部屋が7.2帖になります。
坪単価方式で、単純に計算すれば、メータモジュールの方が安くなります。
問題は…実際にかかってしまうその他の工事も含めた総工事金額で公平に比較していないことです。
②と続くのですが、皆様ご自身で御調べ下さい
補足
メーターモジュールにすれば、柱間隔は2mに一本、尺モジュールでは、1.82mで一本
同じ面積ではメーターモジュールでは柱の本数が少なくて済みます。
構造材が少ないと成れば、当然、材料費用は安くなる、それに伴い材料加工費用に職人の
手間代も安くなる、工期も早くなると言う具合で、汗を流さないでコストダウン出来ると言う事です。
もう一つ汗をかかないでお金を生み出す方法です。
職人さんへ支払う手間賃の計算方法ですね。
仮に100㎡の住まいとします。
坪単価での受取りとすれば、2m×2m=4㎡ 100㎡÷4㎡=25坪【ここでは一坪が4㎡?】
25坪×手間賃(坪)=大工さんの受け取り価格
お客様には
100㎡×0.3025=30.25坪もしくは100㎡÷3.3=30.30坪
30.25坪(30.30坪)×【坪単価】=本体価格
お客様には1円でも多く頂き下職にはトコトン削る考えですね。
この数字のマジック・・・・・・考えた方は賢いです。
これは私が勤めていた時代のローコスト住宅のお金を生み出す一つの手法です。
姑息な手段を使わず 本当に安くて良い住まいを提供するのが創り手の使命と思っています。
Posted by まじめな社長 at 11:19│Comments(0)